鹿児島法人会青年部会 2022年度広報誌
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未来を担う児童、生徒への租税教育の推進を図るために平成17年度から始まりました。初めは高校生を対象としていましたが、平成24年度からはまだ税を身近に感じることの少ない小学生向けの普及を開始しました。これまでは、実際の一億円のレプリカを用意してリアルな現金を体験してもらったり、ご当地ヒーローとのコラボ動画を作成し興味を持ちやすい工夫を凝らしたりと様々なスタイルで行ってきました。現在では、より多くの学校で租税教室を開催できるように「会員総講師化計画」を実施し、さらなる普及に努めています。また授業の内容も講義型と税金カードを使用した体験型の二部制としました。学習した後に、予算を組んで税金の使い方をみんなで考えてもらい、税金の理解を深めていただけるような内容に変化しています。まずは様々なことに税金が使われているということを理解していただき、人それぞれ必要としていることは違うということを伝えていきたい。そして、そのことを認識したうえで、より皆のためになることは何なのかということを議論して決めていけるようになって欲しいと思っています。税金は国民から選ばれた代表の方が話し合って使い方を決めていくものですが、選挙で代表を決める時等に租税教室のことを思い出していただき今後の学生たちの一助になれば良いと考えております。税の啓発活動子供たちに「税」を身近に感じてもらえるための体験から学ぶ     租税教室租税教室を通じて租税教育活動表面鹿児島市に実在する政策名★の数で表した予算規模政策の簡単な概要期待される効果裏面考えるためのヒント:誰かを思いやり支え合う→誰かに送るエールと捉え、「誰にエールを送りたいか?」をグループないで話し合う 時間をエール合戦と呼んでいます。このエール合戦を通じて、伝えたいこと● 大切なものは人それそれ違うということ● だからこそ税の使い道はお互いに思いやりの心を持って  話し合い、決めていく必要があるということ33税は誰かを思いやり支え合う心という想いを「より効果的に」「より広く」伝えていくために下記の取り組みを実施エール合戦エール合戦とは?7つのカードを使って税を学ぶ「アクティブラーニング」活動内容 〜税でエールを〜

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