法青会からのご挨拶

令和8年度 部会長 新年度あいさつ

令和8年度 所信表明

 ウクライナや中東での紛争、アメリカ大統領選挙後の国際秩序の変化、原材料価格やエネルギーコストの高止まり、そして地球温暖化など、依然として不確実性の高い状況が世界で続いております。そのような中、2025年のノーベル賞を2名の日本人が受賞されるなど、明るい話題もありました。スポーツの分野でも多くの日本人が世界で活躍し、勇気や感動を与えてくれています。

国内では、日本国際博覧会(大阪・関西万博)が「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに開催されました。世界中の英知と技術により地方創生や環境問題、AI・デジタル技術の発展などさまざまな分野で新しい挑戦が始まる一年になるのではと期待されます。一方、賃上げと物価上昇の狭間で中小企業の経営環境は依然として厳しく、デジタル化や人材確保、事業承継といった課題が一層顕在化し、鹿児島法人会 青年部会(以下:当部会)でも、世界の変化を的確に捉え、柔軟に対応する力が求められています。また、能登半島地震からの復興が進む中、鹿児島県においても台風8号・台風10号による災害が発生しました。自然災害や桜島噴火リスクと向き合いつつ、一刻も早い地域の回復を願うばかりです。地域の絆や助け合いの精神が見直されている今こそ、「人と人との信頼」「地域の絆」、そして「共に生きる力」が問われているのではないでしょうか。

当部会は昭和63年に「正しい税知識と経営の力を養う、良き経営者を目指す団体」として誕生し、今年度で39年目を迎えます。設立当初50数名であった会員数は、現在230名(仮)を超え、単位会としては全国的にも有数の規模になりました。長年にわたり当部会の発展のためにご尽力くださった歴代部会長、諸先輩方への感謝の気持ちを胸に、改めてこれまでの足跡を再確認し、人材の育成を含め次代を見据えた活動に今年度は取り組んでまいります。

当部会が実施する公益事業の中でも「租税教室」は、地域社会への貢献の象徴として定着し、2022年度に全国青年の集い沖縄大会において最優秀賞を受賞するなど、全国的にも高い評価をいただいておリます。今年度も継続的に実施し、次世代を担う子どもたちに「税の意義」を伝える活動をさらに充実させてまいります。また、全法連が推進する「財政健全化のための健康経営プロジェクト」も周知と浸透を図りながら、推進策を実践に移していく段階にあると認識しております。さらに、受託保険3社とも連携し、福利厚生制度の有益な情報を共有できる環境整備を目指してまいります。

本会事業でありながら、青年部会の力が存分に発揮される「おぎおんさぁ七番神輿」も新体制となります。20年を超える歴史を再認識し、より多くの人を巻き込み、さらに魅力ある事業になるべく取り組んでいきましょう。また、タックスフェスタ・賀詞交歓会などの本会事業へ積極的な参画、協力を促し、本会、所属支部への帰属意識の向上へと繋げてまいります。さらに、研修会や講演会などを通じて、地域社会の活性化、所属企業の発展に活かせるよう活動してまいります。また、2013年から社会貢献活動の一環として行ってきた婚活事業においても2025年に成婚カップルが誕生しました。時代の変化に対応し、明確な目的をもって活動してきたからこその成果であり、大変喜ばしい報告でございました。今年度はこれまでの経緯や取り組みを振り返り、実施する目的、意義を含め、これからの当部会が取り組むべき社会貢献活動について改めて検討してまいります。

近年推進してきたDX化の取り組みで、昨年度会員手帳の電子化を実現いたしました。今年度もより効率的な運営を目指す中で、各分野でデジタル化を推進してまいります。また、SNSを活用した活動内容の発信を従来通り積極的に行い、当部会の認知度を高め、より充実した活動へと繋げていく所存です。

2027年度に設立40周年を迎えるにあたり、前々年の南九連大会、前年の県連大会を通して得た経験を礎に、より一層強い組織づくりを進めていかなくてはなりません。いま、私たちを取り巻く社会は、人口減少やデジタル化、働き方の多様化など、かつてないスピードで変化しています。こうした時代において、地域経済を支える中小企業の存在意義はますます高まっており、当部会が果たすべき責任もまた重く、そして希望に満ちたものです。仲間の想いを尊重し合い、互いの得意を生かしながら支え合う―そんな「共創」の場を築いていくべきだと考えます。会員の模範となるべき役員が中心となり、相互の連携・支援体制を重視し、負担の分散と事業の質の向上を両立させてまいります。

なによりも委員会活動は当部会の原動力です。委員長をはじめとする委員会が一体となって信頼を築き、誰もが主体的に参加できる開かれた運営を目指してまいります。鹿児島の地に生きる青年経営者、経営幹部として、学びと交流を重ねながら、仲間と共に成長し、次世代へ誇れる活動を積み重ねてまいります。日々の出会い、支えてくださる方々、学びの機会、そして先人や仲間の存在に感謝し、その想いを原動力として、共に成長し、新たな価値を創造していきましょう。笑顔あふれる鹿児島の明日へ、当部会がその一翼を担えるよう、全力を尽くしてまいります。

公益社団法人鹿児島法人会 青年部会
令和8年度 部会長 中川 毅彦


令和8年度 スローガン

法青共創(ほうせいきょうそう)

共創とは
多様な立場の人々が対話を通じて、新しい価値を共に創造していくことを指します。英語では「Co-Creation(コ・クリエーション)」と表記され、「Co=共同、相互の」「Creation=創造」という意味を持ちます。共創は、内外の人々や関連企業、自治体など、さまざまな利害関係者と協力し、アイデアやリソースを出し合いながら、事業の改善や新規事業の創出などを行うことを意味します。

当部会には、多様多種な業種や職種、環境、知識を持った会員が所属しております。新たな時代を切り拓くには、各々が持つ背景を理解し、相互に認めあい、多くの意見を交わすことがなにより大切と考えます。設立40周年へ向けてより良い意見やアイデアを創出し、充実した活動へと繋げていきましょう。「共に創る」今年度の活動が当部会や会員企業の明るい未来へと繋がることを期待し、「法青共創」をスローガンといたします。