法青会からのお知らせ

鹿児島法青会設立30周年6月例会 「厚生委員会・森田洋之氏講演会」

平成29年6月22日木曜日 ジェイドガーデンパレスにて、鹿児島法青会主催の「森田洋之氏講演会」が開催されました。

「病院いらずで最後まで元気で楽しく暮らすために必要な3つのこと~いま夕張市民から学ぶこと~」と題し、南日本ヘルスリサーチラボ代表の森田洋之氏にご登壇頂きました。

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アイスブレイクで、会場の雰囲気を温めてからスタートした今回の講演会は、終末医療が題材でしたが、アットホームな講演会となりました。

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炭鉱の町として栄え、産業の衰退と共に若年層が流出、「高齢化日本一」となり、高齢者率45%の中、2007年財政破綻した町『夕張市』で、当時夕張市立診療所の医院長を務めておられた森田氏の経験と変化、そしてその後のデータを交え、ご講話頂きました。

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県民辺りの病床数、医療費、共に全国トップクラスの鹿児島県民としては、財政破綻に伴う病床数の削減や救急病院の廃止、高齢化率の上昇など、身近なテーマであり、また、10年後の夕張市の現状は想像できない、驚くものばかりでした。

実際、医療や介護の現場で働く方にとってもとても興味深い内容だったようで、多くの一般参加者の方にもご参加頂きました。

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地域の繋がりや、我々医療を受ける者、また医療に従事する者の意識改革が必要であると締めくくられた今回の講演では、鹿児島の現状を振り返り、全員が健康意識や、地域の絆を大切にしたいと思う例会となりました。