法青会からのご挨拶

令和7年度 部会長 新年度あいさつ

令和7年度 所信表明

2024年は元日に発生した能登半島地震により大きな被害と衝撃から始まりました。世界的な気候変動の影響により台風、豪雨など過去に例のない自然災害が各地で発生するようになりました。地球温暖化が主な要因と言われ続け、サステナブルな社会の実現が求められるようになってきています。2025年には日本国際博覧会(大阪・関西万博)が開催されます。万博ではサステナブル、デジタル、キャッシュレスなどこれからの時代で避けては通れないテーマ、技術の発信が行われます。万博を機に、世の中の流れが大きく変わる事があります。新型コロナ緊急事態宣言の終了から約2年、停滞している地方経済もより良い方向に動き出す事を期待しています。法人会青年部会(以下:当部会)も新しい時代に向けて舵を切るタイミングなのではないでしょうか。

海の向こう側では、日本人メジャーリーガーの大谷翔平選手がロサンゼルスドジャースと10年1000億円とプロスポーツ選手では史上最高の契約を結び1年目から打撃2冠王、トリプルスリーなど連日の活躍が報道され、明るい話題を提供いただいています。一度はスタジアム観戦してみたいですが、円安とインフレで日本3倍近い物価に手の届かなさを感じます。日本国内においても、経済の回復に伴い物価の上昇が顕著に見受けられます。当部会の各種事業の開催における予算編成にも影響が出てきているように感じます。

当部会もここ数年デジタル化の推進を図っております。リモート会議、会報誌のデジタル化、SNSを活用した情報発信などを行なっております。今後、会員手帳のデジタル化、各種申請書類(入会申し込み書など)のデジタル化に向けて検討、検証していきます。他方でデジタル化に伴うサイバーセキュリティ問題、個人情報の取り扱いなど新たなリスクについて再度検証、改善の必要を感じております。

当部会の特色である租税教室も全国大会の租税教育プレゼンテーションで対外的に高い評価をいただける事業にまで成熟しました。今後も継続的かつ安定的に事業実施ができるように努めてまいります。
全法連の取り組みとして、健康経営プロジェクトが始まり三年目を迎えます。保険受託3社と連携し会員ならびに会員企業の従業員、家族に有益な情報提供などができる事業構築を目指します。
鹿児島法人会(本会)事業であります、七番神輿「おぎおんざぁ」、タックスフェスタ、賀詞交歓会については青年部会の例会として当部会全員で参画、協力していきます。

今年度は県法青連鹿児島大会が当地で開催されます。開催地(単位会)として、前年度に立ち上げた大会実行委員会を中心に当部会各局と連携して大会運営を行います。公益事業例会と毎年実施しています当部会の大型研修会・講演会を同日開催し、大会のメイン企画として考えています。

当部会の各種事業を実施するにあたり、毎月の委員会活動がとても重要です。委員会は所属メンバーで協力・連携して作り上げるものです。決して委員長一人で抱え込む事がないように局長はサポートしてください。また、役員全体の相互サポートできる体制構築を推進するとともに、役員の負担軽減につながる事業のあり方を検討していきます。
これらの取り組みが役員、予算、事業それぞれの問題解決の一助となり、今後の当部会が持続可能(サステナブル)な方向に向かう「道しるべ」となるよう努めてまいります。

公益社団法人鹿児島法人会 青年部会
令和7年度 部会長 髙江洲 博幸


令和7年度 スローガン

法青道標(ほうせいどうひょう)

道標とは行き先や目的地を示す物」という言葉本来の意味が転じて、物事の順序や方法などを示す書物(指南書、手引書など)や、それをアドバイスする人物(水先案内人など)を指すことがあります。

法青会会員はさまざまな事業など法青会活動を通じて、所属企業及び地域社会のリーダーとして先頭に立ち目標、目的を達成するための方法、手段を差し示す[道しるべ]のような人に成長することを期待して[法青道標]をスローガンといたします。